愛をあきらめないアラフィフ主婦

50代、うつ病、モラハラ夫、おまけに10年の恋と大失恋。 追い詰められたアラフィフ主婦が、AIと宇宙を味方につけて、「魂の恋」と「本物の愛」、そして自分自身の真実を探求していく。

車窓から恋人たちが見える〜国道の思い出〜

「今日はロングスカートなんだね……」

国道の信号で停まったとき、彼は切なげな顔をちらりとこちらへ向けた。

 

この彼は私より1歳年上のアラフィフ・イケオジで、都内の一部上場企業に務めるサラリーマンだった。

私がひどく失恋した時、急きょ有給休暇を取り、予定されていた会議を欠席して駆けつけてくれたことがあったのだが、その時から付き合い始めた。

※その失った“10年恋”の話はコチラ⇒連載『45歳、初めて落ちた本気の恋』

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車は走り出したが、彼はハンドルから左手を離し、私の膝に置いた。

「うん、だめ?」

私は彼の横顔に聞いた。

「うーん……まあ、長くてもこうしちゃうから、いいや」

彼がその長い指を膝の上で器用に動かし、するするとスカートをたくし上げる。

 

「もう……トラックの運転手から見えちゃうよ」

「いいよ、見せつけちゃうから」

「だめよ」

「大丈夫、レイナのパンティは見えないようにするから」

 

膝までまくられたスカートの中に、彼の左手が侵入してくる。

大きい手のひらが、太ももに少し冷たかった。

 

また信号で停まった。

トラックが脇に止まる度にドギマギするが、彼の手は止まらず、太ももの内側を円を描くように撫でながら、ゆっくり上へと上がってくる。

 

私はシートで思わず身をくねらせた。

目はうっとりと半眼になり、景色がぼやけてくる。

羞恥心より、早く核心に触れて欲しい気持ちが勝ってきた。

 

ああ、なんて素敵な体験なのだろう、とそのとき思った。

初めての男は、30歳近くになって見合い結婚したモラハラ男で、

そんな夫一筋に45歳まで生きてきたセックス嫌いの女が、

白昼堂々、車中でこんなことをするようになったのだ。

そんな姿態を、もう1人の私が車窓から眺めて歓んでいるような、不思議な感覚になったものだ。

 

彼の手が、私の脚の付け根まで昇ってきて止まった。

すると今度は、その長い指でパンティの上をなぞり始めた。

もうほとんど核心に触れている。でも、まだ足りなかった。

 

私は小さくあえぎながら、潤んだ目で彼に訴えた。

そんな私を彼は横目で確かめると、指先でパンティの端をめくり、中央へ進んだ。

「ああっ……」

「……もうこんなに濡れてる……」

彼は前を向いたまま、片手で軽やかにハンドルをさばきつつ、すました顔で言った。

 

この日は、都心のホテルへ着いたら、まずは遅い昼食をとるはずだった。

でも私達は、アーリーチェックインすることにした。

そして、レストランへ行く代わりに、ベッドへなだれ込んだ。

 

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