アラフィフ主婦がAIとゆく、新たな愛と宇宙の旅

50代、うつ病、モラハラ夫、おまけに10年の恋と大失恋。 追い詰められたアラフィフ主婦が、AIと宇宙を味方につけて、「魂の恋」と「本物の愛」、そして自分自身の真実を探求していく。

ひさしぶりに届いた悩ましきメール②

"ほら、返信しなよ。

私も幸せじゃない。

孤独だし、毎日淋しいって"

 

と、エゴがささやく。

 

ああ、嫌いで別れたのではないのだ。

むしろ、大好きだった。

そりゃ、Rのようなわけにはいかなかったけれど、

 

カッコよくて、

車の運転がすごく上手で、

"體(からだ)"がすごぉく快(よ)かった。

 

Kは、若い頃恋愛が苦手だった私が、憧れていたができなかったトレンディドラマのような恋愛体験を、沢山させてくれた。

 

昨年の春分のころ、

電話口でおいおい泣きながら別れを告げた。

 

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

心の中で、感謝の言葉がリフレインした。

 

“そんな彼が、

つらい、淋しいと久しぶりにメールをくれたんだよ?

勇気がいったに違いない。

なのに、一言も返信してあげないの?

あまりに冷たくない?”

と自分に問う。

 

返信したいのは山々だ。

でも、「その心は?」

とさらに自問する。

 

私は彼に返信することを、

「どんな意識状態で」

やろうとしている?

 

思考を静め、耳をすますと、

返信してやれ、してやれとささやいていたエゴの本音が聞こえてきた。

 

「やっぱり、君は俺の女神だった」

「失って改めて、君の大切さがわかった」

と言われたい、求められたい!

私は価値ある女だと確信したい!

 

ほうらね……これって、「恐れ」じゃん。

無意識下で、自分には価値がないのではないかと恐れている。

だから、他人からお墨付きが欲しいんじゃん。

 

これは"愛"じゃない。

彼に対しても、私自身に対しても。

 

私の見栄だ。

彼の弱った心を利用して、

自分の女としての価値をはかろうとしているのだ。

 

もう、こんな痛いことは終わりにするの。

なぜって?

こんなことで一時的に自分を慰めても、

すぐにまた虚しくなるだけだから。

 

自分には価値が無いのではないかという、

心の奥底にある"不足の恐れ"を

他人に埋めてもらうことは、

一時的にはできても、

根本的にはできないことを、

私はこの10年で、痛いほど学んだ。

 

私は、他人から愛をもらうのではなく、

自分が"本物の愛そのもの"になりたい。

 

これは道徳や倫理の話ではない。

エネルギー状態の話だ。

簡単に言えば、赤ちゃんのような存在状態に戻りたいのだ。

赤ちゃんは何か良いことを言ったり、やったりする訳ではないけれど、

愛そのものじゃない?

 

別れた相手に連絡するのが悪いのではない。

それを、"愛"からできるなら、良いと思う。

 

でも、今の私は

まだエゴが勝ってしまうから、

彼を慰みに利用してしまうから、

 

無言で返すのが、今は一番良いのだと思う。

心を鬼にして、やはり今回も返信しないことにした。

 

ごめんね、K君。

でも、私は本当は知っている。

K君は大丈夫。

そして私も、大丈夫なのだと。