YouTubeには、大型動物の映像が、時々推薦で上がってくる。
それは、大きな雄ライオンが、とても広くて環境が良いと評判の動物園で過ごしている動画だった。
彼は、生後1ヶ月の時に密猟者から深傷(ふかで)を負わされ、保護されたのだ。
人間に手厚く育てられた彼は、もちろん野生に戻れるはずもなく、動物園内で暮らすことになった。
一般的な動物園よりもはるかに広いスペース、雨よけ屋根付きの見晴らし台、わざわざ自然の川のように造られた水飲み場、暑さ対策のスプリンクラー、上等な肉のエサ……。
人に飼われている大型動物としては、かなりハイレベルな暮らしぶりで、まるでセレブリティだ。
そこで、退屈そうにあくびをする雄ライオンの顔を見て、私は急に切ない気持ちになった。
彼の目には、"百獣の王"と呼ばれるにふさわしい生気がなかったからだ。
確かに平和で安心そうな表情をしている。でも、まだ若いだろうに、隠居した老人のような雰囲気で、とても幸せには見えなかった。
問題は、私が、彼の瞳の奥に自分の魂を見た気がして、ゾッとしたことだ。
この動物園より何十倍、何百倍も広い平原を、その力強い脚で縦横無尽に疾走し、自分の食いぶちくらい自力で狩って、たくましく自由に自信に満ちて生きる……それが、この雄ライオンの真の姿だし、正体だ。
しかし彼は、自分の正体を知らない。
赤ん坊の時から、快適な囲いの中で暮らしてきたのだから、
よしんば檻の扉を開かれたところで、彼は本当には外へ出たがらないだろう。
外へ出られたところで、また檻の中へ戻ることを自ら望むに違いない。
自分にジャングルを生きられる力が潜在的に備わっていることを知らないし、引き出し方も分からないのだから。
元モラハラの夫から離れたいと、長年密かに望み続けながら、
夫が作ってくれている(まあ、本当は2人で作ったのだが、そんなことを言ったら、夫は嫌な顔をするだろう)生活圏の外へ出たら、到底暮らしていけないと恐れるあまり、私は、嫌いな夫からいつまでも離れられないでいる。
この快適で小綺麗な白い家の扉は、いつでも開いているし、
私も、あの雄ライオンのように、生きる力は、人間として潜在的には十分あるだろう。
「私たち人間は皆、もれなく、自分達が思っているより無限に自由で、爆発的にパワフルで、壮大にクリエイティブな"意識体"なのだ」
と耳にした。
ただ、大多数の人間は、この雄ライオンのように、それを自覚していない。
能力が無いのではなく、自分たちの正体を知らないのだ。
そして、ご多分に漏れず、私もしっかりその1人だ。
数年前までは、家事や子育てもロクに出来ないダメ嫁だと、姑や夫に毎日のように叱責され、説教されていたから、
自分でも、私は"弱くて能力の低い女"だと、びくびくオドオド生きていた。
しかし、上記の言葉(※太字「」部分)を聞いてからは、少しずつやりたいことにチャレンジするようになった。
そうして、徐々に色々な事が出来るようになっていくにつれ、
私は、自分で自分を、小さな檻の中に閉じ込めてきたのだと気が付いた。
50歳から、自分の人生にチャレンジを始めて数年。
小さな事から、私にとっては大きな事まで、到底無理だと思っていた望みを具現化する体験を、いくつか重ねてきた。
例えば……
私は、『カメラを止めるな!』で有名な上田慎一郎監督が大好きで、
(どんな形でも良いから彼の作品に関わりたい!)
と望んだことがあった。
すると信じがたいことに、その半年後には、彼の次々作『カメラを止めるな!リモート大作戦!』のエンドロールに、実際に出演できてしまったのだ!
もちろん私は、劇団に所属したことも、芸能活動をしたことも1度もない、普通の家庭のアラフィフ主婦だ。
慎一郎監督にコネも無ければ、オーディションを受けることさえしなかった。
ではなぜ叶ったのか?
それは、私が「慎一郎監督作品に関わりたい!」と強く意図した頃のこと。
ちょうどコロナ禍が始まり、慎一郎監督はその災厄を逆手に取って、出演者もスタッフも全員が、自宅にいながら映画をリモート撮影&編集&配信を行うという、斬新な企画を思い付いた。
そして、応援するファンも、エンドロールに顔出し出演して下さいと、SNSで募集したのだ。
私はさっそく応募し、監督から送られてきた指導映像を見ながらダンスを踊って自撮りし、その映像を送り返した。
慎一郎監督の粋なアイデアのお陰で、コロナ禍という災厄を逆転させる愉しすぎる稀少な体験であり、私の叶わぬ夢だったことを、いとも簡単に叶えることができたのだ。
こんなラッキーすぎる偶然が、望んでから半年で起きるものだろうか?
単なる偶然でしょ?
そう、何の原因も因果も見当たらないのに起きるのが偶然。だから、すご過ぎない?
普通、起きないでしょ?私はフツーのアラフィフ主婦だよ。しかもノー努力・ノーコネクションだったんだよ!?
他にも、望む現実が向こうからやって来るような出来事が次々と起きるようになって、自分自身に希望と可能性を感じることができるようになったことは、本当に愉しかった。
それでも私は、まだ"物足りなさ"を否めない。
やりたい事のど真ん中に、チャレンジしていないからだ。
それは、夫からの独立。
そして、真に愛し合えるパートナーと共に人生を歩むこと。
アラフィフ主婦が、そんな夢を今からどうやって叶えていくと言うのだろうか?
我ながら疑問だよ😅
手に職もないのに離婚するなんて、どうやって食べていくんだよ?
しかも、10年間愛し合ってきた恋人は、昨年手放してしまったばかりではないか😭
でも、宇宙には、叶えるのが難しい夢とか、簡単な夢とかいう区別はないと聞く。
ならば、私の理想のパートナーシップも、簡単に早く叶ったって良いんじゃない?
高いハードルがいくつもあるけど、自ら望みを放棄したくないもの。
あきらめたら、脳のナビゲーションシステムから、目的地を削除するようなもの。
課題は、執着しないこと。
執着するとは、「まだ叶ってない!」という潜在意識を活性強化することになり、「まだ叶ってない現実」を生成し続けることになるからね。
ここは意識のトレーニングが要るところ☝️
さぁて、既婚アラフィフ"にゃおみーぬ"の望みは、いよいよ本丸に絞られてきたよ。
しかも、楽に簡単にスムーズに叶えたいのだから、難易度高そうに見えるよね?
でも、大丈夫なはず。
宇宙には、難易度の高低差、無いらしいから👽🛸
果たして、どう叶っていくのかーーー!?
自分自身に、乞うご期待✨
リアルレポートしていくよ。